救急車で自宅から少し遠い南芦屋浜病院に運ばれ、
3日後の手術の予定も決まりかけていたのですが、
ふと、
術後のリハビリで何度も通うことも考えると、
できるだけ近所で、交通の便の良い病院のほうがいいと思えてきました。
そこで、申し出るなら早いほうがいいと思い、
処置してもらっているその場で、
先生に、掟破り?恩知らず?ともいえる
転院を申し出ました。
とはいえ、どこの病院で私をひきうけてもらえるか全くわからなかったので、
とりあえず、あて先の書かれていない「紹介状」を作ってもらい、
翌日、飛び込みで(←こういうときはなんて表現するのか?)
近所の
六甲アイランド病院に行ってみることにしました。
その日の夜は、
ギブスで固定した患部が腫れてきて 少し痛みがでてきたので、処方していただいた痛み止めの薬を飲んで寝ました。
でも、アキレス腱がブチッと切れているにしては、
痛みの度合いがなまぬるすぎるのが、不思議でなりませんでした。
完全に切れるとあまり痛くないのかな?

翌日4月24日(火)、実家の母に付き添われ、
六甲アイランド病院の形成外科の外来で再受診しました。
担当してくださったのは、とってもお若い男の先生で、
すごく丁寧でやさしい感じだったのですが、
何でも看護師さんに確認されるのでちょっと心配になりました。
先生から「アキレス腱の手術は下半身の局部麻酔で行いますので」
と説明を受けて病室を出た直後、
看護師さんが小声で「麻酔は、全身麻酔ですので」
と訂正されたときは、
「先生・・・もしかして手術初めて・・・?」
という疑念が浮かんで、
医学の発展のために
私はこの右足を捧げなくてはならないのか
と、かなりブルーな気分になりました。
付き添いの私の母によると、
このときの私の目が、「死んだ魚の目」になってたそうです。
後からわかったことですが、この病院にこられて間もない先生で、
病院のシステムがまだよくわかっていらっしゃらなかっただけのようです。
ちょっとした笑い話です
4月26日(木)入院→4月27日(金)手術が決まりました。
断裂してから、4日後に手術・・・
先生によると、全く問題ないタイミングなのだそう。
ちょうどゴールデンウイーク前だったので、
もし手術予約がとれなくてこのタイミングを逃すと、
連休明けになるかもしれなかったので、
手術日程が決まって、ほっと一安心して帰宅しました。
さて、安心したのもつかの間、それからが大変でした。
☆お花の教室の生徒さんへのご連絡や、
代わりにレッスンを担当してくださる講師の先生へのご連絡。
☆私が入院中、我が家のお掃除をしてくれるという主人の母に、
気持ちよくお掃除していただけるような環境作り
(↑ 要するに松葉杖で大掃除

普段から家の中は綺麗にしておきましょうね!)
☆主人と実家の母へ容赦なく家事を割り振り・・・
☆頼りない息子に「男のお前がしっかりせい!」渇を入れ、
責任感の強い娘に「がんばりすぎなくていい」と安心させ・・・
とにかく、入院までの2日間は、
仕事と家の段取りにおおわらわでした
つづく